今日はふとんのことではありません。


ふとんとならび当店のもうひとつのメイン商品、ジュエリーに関することです。ジュエリーというのが適切かどうか迷うところですが、ダイヤモンドやエメラルドやルビーなどではなく、真珠の念珠です。


ほとんどの皆さんがなんらかの念珠をお持ちのことと思います。丸い珠が連なって房がついた念珠…悲しみの席では欠かせない道具ですが、本来の念珠はそのためだけのものではないようです。

あこや本真珠念珠


念珠の始まり

その昔、インド辺境の地にあった国王が戦乱の悪病流行などを憂い、お釈迦様にどうすればよいかと訪ねたそうです。

お釈迦様は「むくろじの実を、百八つ糸でつないで連珠を作り、身体から離さず、心より念仏を唱えればそれらの憂いは消えるでしょう。」とおっしゃったそうです。

これを王様が実行したところ、憂いは消え去ったといわれます。このお釈迦様の言葉が念珠の始まりといわれています。


念珠の意味 御守り念珠として…

人間には、百八つの煩悩があるといわれています。それを念珠の百八個の玉にひとつひとつが引き受けてくれるのです。その為、仏教との証としてばかりでなく、厄除け、お守りとしても用いられるようになりました。また、宗派によっては、お経の回数を数える道具としても使われています。


七宝のひとつ真珠

七宝(しちほう、しっぽう)とは仏教用語で七種の宝のことで、七種(ななくさ)の宝、七珍ともいいます。 経典によって異なりますが、無量寿経では「金、銀、瑠璃(るり)、玻璃(はり)、硨磲(しゃこ)、珊瑚(さんご)、瑪瑙(めのう)」の7種のことを指し、法華経では「金、銀、瑪瑙、瑠璃、硨磲、真珠、玫瑰(まいかい)」の7種のことを指します。


この本連念珠(二連念珠)は主珠にあこや本真珠を108珠使用しています。念珠の始まりを読んでもらえば分かるように、念珠は本来は108珠のようです。それを簡略化して54珠、27珠などに変化していったとの記述もありました。

108珠で組み上げるためには、真珠の珠の大きさが大きすぎてもいけません。5.0〜5.5ミリのあこやベビーパールがちょうど良い大きさです。また真珠は七宝のひとつでもありますので、厄除け・御守り念珠として最適な珠だとも云えます。

桐箱厄除け・御守り念珠


数珠は時に“寿珠”とも云われ
ご婚礼などのお祝いのときにに持たせる
縁起の良いものです