湯治館・そよ風で長旅の疲れを癒すべく、ヘルシーな夕食バイキングの後はもちろん温泉です。

ここ玉川温泉は、十和田湖八幡平国立公園内にある八幡平焼山山麓の玉川地区から湧出する「大噴の湯」を源泉とする世界にも類を見ない奇跡の温泉です。

奇跡の第一は、「大噴の湯」の温泉水の凄さ。PH1.2の超強酸性で98℃というほとんど沸騰に近い熱水が、毎分9,000リットルという膨大な湯量で轟音とともに自噴する様は、まさに地球の営みの驚異を感じさせます。もちろんpH1.2という酸性度の高さも、毎分9,000リットルの湯量も本邦随一です。

奇跡の第二は、「北投石」という、微量の放射線を持つ石を産出する温泉であること。この北投石はラジウムなどの放射性元素を含む温泉水の成分が長い間に層を成して石化したもので、昭和27年に国の特別天然記念物に指定されました。日本では唯一玉川温泉だけで産出されるもので、世界中でもこれまで台湾の北投温泉、南米チリ、そして玉川温泉の3ヶ所でしか発見されていません。

奇跡の第三は、“癒しの湯”として天下に名高いこと。皮膚病、動脈硬化、神経病、消化器疾患、リュウマチ、交通事故の後遺症などに著効がある他、人間が生まれながらにもつ自然治癒力を高め、全身の細胞の働きを活性化して心身を若返させる効果があるといわれています。この玉川温泉の“癒しの力”は、玉川温泉関連の研究でこれまでに12名もの医学博士が誕生していることが如実に示しています。


湯治館・そよ風の大浴場には、源泉50%と源泉100%の2通りの湯があります。源泉100%とは、PH1.2という強酸性で、包丁をつけておいたら一晩で溶けてしまうほどです。当然ピリピリ、いやビリビリするくらい強い刺激ですので50%で身体を十分慣らしてから入ることをおすすめします。

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施設の方いわく、「最初は50%に5分入浴→外でお湯を洗い流し休憩→50%に5分入浴→外でお湯を洗い流し休憩50%→5分入浴→外でお湯を洗い流し、トータルで15分くらいで終了がいいようですよ。」

そうやって強い刺激に身体を慣らして下さい、とお話がありました。そして、通常の温泉で無意識にしてしまう、お湯で顔を洗うことは絶対にしないで下さい、とのことでした。

けれども遠路はるばる山口から来た自分たちは、そんなアドバイスを聞いていても、ひたすら強酸性の湯(50%も100%も…)に入浴しました。これがあとで大変なことになるのですが…。