羽毛ふとんを選ぶときあなたは何を参考にしますか?きっとほとんどの方は充填されている羽毛品質表示と販売価格を比較しながら選んでいるのではないでしょうか?


羽毛選び


羽毛の産地表示、そしてダウン比率は羽毛品質の目安にはなりますが、そこに充填されているダウンが成熟ダウンなのか?それとも未熟ダウンなのか?で羽毛品質(保温力、吸湿発散性)に大きな差があるんですよ。

羽毛選び


成熟ダウンはたくさんの羽枝が放射線状に出ていますので、ふんんわりとした羽枝の間に空気を溜め込む力が優れています。そのため、わたしたちの体温で暖かくなった空気をたくさん溜め込んで暖かい…というわけです。一方、未熟ダウンは羽枝が少ないため空気を溜め込む力が劣ってきます。

ダウン品質


スーパーや量販店で売っている羽毛ふとんと寝具専門店で売っている羽毛ふとんは何が違うの?とよく聞かれます。


お客様からすれば、同じ産地表示、同じダウン比率なのに価格が違う理由が聞きたいようです。側生地やキルティング方法などの違いによるケースもありますが、羽毛品質だけに限っていえば、一番の違いは洗浄度合いの違いです。


羽毛ふとんに使われるダウンはふわふわとした無数の枝毛や産毛が放射線状になった形状をしています。水鳥から採取された原毛は衛生面から洗浄されますが、この洗浄工程を繰り返すことで、臭いや汚れを除去してより衛生的な羽毛になります。


さらに、何度も洗浄を繰り返すことで、屑ダウンが取り除かれたり、切れかかった枝毛や産毛、ファイバー化したダウンなどが取り除かれたりします。言い換えれば、洗浄工程を繰り返すことはふくらむ力のある丈夫なダウンだけを選別していることだともいえるわけです。


それと同時に洗浄工程を繰り返すごとに汚れはもちろん、屑ダウンが取り除かれてダウン量は目減りしていきます。例えば、羽毛ふとんに1.2Kg充填するために1.2Kgの羽毛で済むのか?1.8Kg必要か?という違いですね。仮に1.8Kgからより良い羽毛だけを洗浄選別しているなら、羽毛コストだけ計算しても、最低1.5倍コストアップします。実際には、洗浄するための水道代、機械を動かす電気代、人件費などかかってきます。

羽毛洗浄

何度も洗浄するということがコストアップにつながることがご理解いただけましたでしょうか。そのため、同じ産地、同じダウン比率、同じ充填量でも、繰り返し洗浄されて選別されている羽毛かどうかで価格差が生じてきます。


そして羽毛品質で重要なことが羽毛のふくらみ(かさ高)です。このふくらみにわたしたちの体温のぬくもりを溜め込んでいきますので、一般的にはかさ高が大きいほどより軽くて暖かな羽毛ふとんということになります。


ところがこのかさ高表示にも落とし穴があり、ここに表示されている数値は初期かさ高値のため、『かさ高値が大きい=品質の良い羽毛』とはならないのです。スーパー、量販店の羽毛でも、専門店の羽毛でも、同じかさ高表示ならば、買った当初は同じくらいの暖かさになるはずです。ところが年月の経過とともに両者のかさ高に差が出てくることもあります。


どういうことかと言うと、洗浄回数が少ない羽毛は、しばらく使ううちにダウンの中の弱い部分がファイバー化して、かさ高性が落ちてきます。


一方、徹底的に洗浄した羽毛は弱い部分がすでに取り除かれているので、耐久性があり年月の経過によるヘタリが少ないのです。


洗浄工程が少なく屑ダウンが混じっている羽毛ふとんは、年月の経過とともにふくらみがなくなり保温力が落ちてきます。一方、洗浄を繰り返して選別されたダウンだけが入っている羽毛ふとんは、年月が経過してもふくらみが落ちにくく、保温力をキープ出来ます。


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