今日もアステールブログをご覧いただきありがとうございます。

久しぶりに個人的なことを書いてみます。

昨日からある本を読んでいます。とても読みやすく、内容がズバズバと心に入ってくるのですが、その本を読み進んでいると、過去のある場面が浮かんできて、何かが繋がってきました。


教室


最初に思い出したのは、小学3〜4年の担任だった先生のお話です。その先生はことあるごとに「3人の旅人」の話をしていました。内容は以下のとおりです。

3人の旅人が険しい道を歩いていると、Aさんがパッと目を輝かせて言いました。

「あっ!あんなところに花が咲いている!綺麗だなぁ!」

するとBさんが言いました。

「本当だ!花が咲いているね。綺麗だなぁ…。」

それを聞いたCさんは辺りを見回しながらこう言いました。

「エッ?花?綺麗な花?どこ?どこ?」


花


最初に発見したAさん、人から聞いて気付いたBさん、いつまでも気付かないCさん。

あらゆる物事を表面的に見ることは出来ても、その本質まで理解することを簡単なことではないでしょう。

けれども、先駆者が見つけ、教えてくれたことを理解することはそう難しいことではありません。

多くの人が理解していても、気づかない、分からない、理解できない…ボーと生きているとそんな状態になるのかもしれません。

金剛寺


次に思い出したのは、ご縁のある真言宗の大師さまのお言葉です。

ある時、私は「人は何のために生まれて、何のために生きているのでしょう?」と尋ねました。

すると大師さまが即答されました。

「人は、美しいものを素直に美しいと言える人間になるため、生きているのです。」

美しいもの、とはひとつの例えだと理解しています。

例えば、同じ職場で大きな成果をあげて、自分よりも出世していく同僚のことを、妬むことなく認めることは出来ますか?

例えば、上司から言われた理不尽な指示に、道理に反しているので出来ません、ときっぱり言えますか?

例えば、心の奥底では感謝している親に、ありがとうと笑顔で言っていますか?

ある本を読んでいると、そんな過去の話や言葉を突然思い出しました。

世の中には色々な商品があふれています。

何かヒット商品が出ると、類似品、まがい物、コストを落として真似た粗悪品など。

例えば、羽毛布団ひとつとっても、中味が見えないだけに、外観から良し悪しを判断するのはとても難しいものです。見た目と商品PRは高級品、けれども中身は粗悪ダウン…ということもあるようです。

けれども、ちゃんとした素材を使って、丁寧につくれば、それなりのコストがかかってきます。

美しいもの、しっかりと作られたもの、暮らしに役立つもの、健康によい影響を与えるもの、…数限りなくある商品の中から、そんな本物を見分けて選び、良いものはコストがかかっているので高いですよ!とはっきり伝えて、社会の役に立ちたいと思いました。