光市の専門店 ASTER BLOG

山口県光市に店舗を持つ1949年創業の専門店。快適な眠りのためのふとん、時をこえて輝くジュエリー、健康維持に役立つ商品など…。厳選したこだわりの商品をアステールブログで詳しくご紹介しますね。

岡村梶江

在りし日の記憶

日本酒と煙草をこよなく愛す方でした。

京都に伺った際に何度かお食事をご一緒させて頂きました。お食事の席では、「日本酒をたっぷり飲んで、煙草を吸って、税金をしっかり払わないと、北朝鮮に攻め込まれるぞ。」と笑いながら冗談を言われていたのを思い出します。

その方が若かりし頃のこと…山陽筋を営業でまわられ、夜行で弊社最寄りの光駅に到着していたそうです。早朝、生地のいっぱい詰まった重たい風呂敷を背負って弊社に到着すると、私の祖母である岡村梶江がいつも朝食を用意していたそうです。

その方が営業をされていたのは、50年も60年も前のことだと思います。日本全体が貧しい中、皆が助け合っていた時代でしょうが、その方にとってはその朝食がとてもうれしかったようで、私たちに会うごとに感謝の言葉をおっしゃられていました。

情に深く、受けた恩はいつまでも忘れない方なのでしょう。営業マンから出世され、企業のトップとなり、様々な交友関係が広がられても、小さな取引先である弊社が京都に伺えば、必ず時間を共有して頂きました。きっと若かりし頃の祖母が用意した朝食のことをいつまでも忘れなかったのだと思います。

その方が面会される応接室(当時は会長室)には岡村梶江が製作した金閣のちぎり絵が額装して飾ってあります。また平成 3年12月(1991年)、弊社社屋完成の際には、わざわざ京都からお祝いにかけつけて頂いたそうです。

おそらく仕事に厳しく、数字にシビアな方…当然、会社では別の顔を見せていたことでしょうから、私の知らない面が多いはずです。わずかな接点しかない私ですが、ふとそのようなことを思い出しました。

きょう未明、京都西川相談役・石橋武夫様の自宅火災のニュースに驚き、突然の出来事に心からお悔やみを申し上げます。

追悼〜在りし日の記憶

地域新聞

89歳と書かれてていますので、今から6年前だと思います。初個展についてのインタビュー記事が掲載されました。大変懐かしい笑顔が残っています。

九十歳を前にして、はつらつと趣味の和紙絵を楽しんでいる岡村梶江さん(島田二丁目)の初個展『岡村梶江和紙絵作品展』が室積三丁目の山口銀行室積支店(赤野三男支店長)で開かれている。三十日まで。

岡村さんは大正七年十月八日生まれの八十九歳。おかむら寝具(現アステールおかむら)創業者の故・岡村右門さんと結婚し、三人の子育てをしながら店を切り盛りする忙しい日々を過ごした。

仕事を引退し、ようやく自分の時間が持てるようになった六十五歳のころから、光和紙絵教室を主宰する四ノ宮照子さん(室積中央町)に習って和紙絵を始めた。もともと絵が好きだったことから、熱心に取り組み、主に家族や友人と旅行で訪れた思い出の風景写真をもとに和紙絵作りを楽しんでいる。

色の配色や遠近感などを考えながら製作するのが楽しいそうで、和紙絵のことを話し出すと、顔や声も生き生きとしてくる。今でも気に入った色の和紙を求めて、電車に乗って出かけることもあるという。

四ノ宮さんによると、岡村さんの作品は温厚で几帳面な人柄がよく表れた、真心のこもった丁寧な作品だそうで、「波の動きや日の当たり具合、季節感などが素晴らしく、九十歳になられるとは思えないほど細かい部分も丁寧。作品から健康で元気に過ごされている様子が伝わってきます」という。

これまで、市美展や四ノ宮さんの教室展などに作品を出品することはあったが、個展は初めて。山口銀行室積支店の開店百二十六周年月間に合わせ、四ノ宮さんの推薦で初個展が実現した。

これまで作りためた作品の中から十五点を出品し、七〜八点を約一週間ずつ入れ替えて展示している。宮島の紅葉や金閣寺、四国のかずら橋など、色鮮やかな色彩と丁寧な描写が来店者の目を引いている。

岡村さんは、「和紙絵が元気の秘訣で、一番のボケ防止になっていますので、これからもできる限りは作品作りを楽しみたいです」と話していた。

※記事本文掲載

ちぎり絵 「秋の渓谷」〜 岡村梶江作

岡村梶江 秋の渓谷


この作品の裏側には本人の字で「21年6月」と記されています。平成21年ですから今から5年前、90歳のときの作品ということです。その当時は何とも思っていませんでしたが、90歳でこれほどのちぎり絵を製作するというのは驚異的なことだと思います。


ひとり黙々とちぎり絵に没頭して、満足のいく色彩がなければ、和紙を求めて周南市まで出掛けていました。もちろん家族が連れていくのですが、単なる時間つぶしではなく、こだわりを持って作品を仕上げていたという証(あかし)でもあります。

この作品もアステールおかむら店内に飾ってあります。

ちぎり絵 「コスモス」〜 岡村梶江作

岡村梶江 コスモス

この作品は弊社創業者のひとりであり、平成26年9月5日に95歳の天寿を全うした岡村梶江のちぎり絵作品です。

店内に飾ってありますが、ご覧になられた方々は、ちぎり絵(和紙をちぎっては貼っている絵)であることに驚かれます。構図、配色バランス、色使い、細かな色彩の変化、本当に素晴らしい作品です。

そして、和紙を小さく刻んだり、ちぎったりしながら、ちぎり絵に没頭していた姿を知るものにとっては、在りし日の想い出をよみがえらせてくれる、心あたたまる形見になってしまいました。

ちぎり絵

54ce4e0b.JPG今日はふとんとは全く関係ないことです。

この絵は店内に飾ってある『ちぎり絵』です…店内を見渡していたら、ふと目に付きました。実際ご来店されたお客様からお褒めの言葉を頂戴することもありましたので、ちょっと撮影してみました。

店長の祖母にあたる岡村梶江が製作したものなんです。年齢が89歳ですがとても元気で、暇な時間を見つけてちぎり絵制作をしています。

元気の秘訣=きっとローズテクニーでぐっすり寝ているからかもしれませんね!
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